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3.92020
賃貸物件で壁紙を張り替えたい。どこに相談したらいい?
今回のテーマは「壁紙」です。賃貸アパート・賃貸マンションなどで壁紙が傷ついたり、剥がれたり、カビが発生したりした時にどのように対処をしたら良いかを説明していきます。また昨今では、自由にお部屋をDIY出来る条件の物件もありインテリアとして壁紙を張り替える時の注意点も説明していきたいと思います。
壁紙を傷つけてしまい張り替えたいけど勝手に張替えて大丈夫?
まず、入居中に壁紙に傷をつけてしまう又はカビが発生して張替えをしなければならい場合の注意点を説明していきます。このような場合は、不動産屋さんに事情を説明して張替えの対応をどうするかを相談していきましょう。基本的には不動産屋さんが大家さんに事情を説明して、不動産屋さん側で内装会社を手配して壁紙を張り替えてくれますので借主側で段取りをする必要はありません。
費用負担はどの様になるかは、張替え前に確認しておいた方がよいでしょう。通常、賃貸を契約時に敷金を支払っているケースが多いです。敷金は退去時に室内を入居前と同じ状態に修復する為の費用に充てるのが一般的です。所謂、原状回復です。賃貸契約時に不動産屋さんから説明を受けているはずなので記憶にない方は、契約書などを見返してみましょう。壁自体を大きく破損させたりなどしない限りは、通常はこの敷金で賄えるケースがほとんどです。契約前に物件を不動産屋さんと確認しながら傷や破損は壁紙に関わらず必ず確認しておきましょう。
入居中に壁紙を傷つけてしまった場合は、その時点で相談することが必要ですが、仮に相談せずに勝手に張り替えてしまった場合は、退去時にトラブルになる可能性もあるので例えば、今の壁紙が気に入らなかったから自分の好みの壁紙に張り替えようと思った場合は必ず不動産屋さんに相談をしてください。張替えのことに関しては後程、説明をしていきます。
退去する時に退去費用を請求されない為に
退去時に原状回復の費用は基本的に敷金で賄われることが通例ですが、そうで無い場合もあります。それは、タバコのヤニです。状態によっては、壁紙が茶色くなるだけではなく臭いなどが染みついてしまった場合などは、ハウスクリーニング、エアコンクリーニングが必要になり敷金で賄える原状回復費を大きく上回ってしまう場合ですと、その分の費用負担を請求されるケースがあります。昔なら部屋でタバコを吸って当たり前の時代でしたが、最近ではタバコを吸わない方も多くなってきたので契約時の条件に盛り込まれるケースが多くなっています。契約時のタバコについての条項がある場合は、その条件をしっかり把握して契約をすることが必要です。
賃貸で壁紙を張り替える時におすすめの壁紙
今までの内容は壁紙にキズがついてしまったり、カビが生えたり、タバコのヤニで劣化するなどについての対応の仕方を説明してきましたが、ここからは最近、賃貸物件でもDIYが可能な物件も増え、それを推奨する物件も出てきています。賃貸であっても自分らしいライフスタイルを求めたいという多様性から賃貸物件もそのニーズに応えられるように変化しています。
賃貸物件でも壁紙の張替えが容易な壁紙
剥がす手間などが不要な壁紙の上に貼れる壁紙!
不動産屋さんにOKをもらって壁紙を張り替えが可能になっても現状の壁紙を剥がさなければなりません。素人が剥がすのには手間が掛かり、業者さんに頼むと費用が掛かる。そんな場合におすすめなのは、壁紙の上から貼れる壁紙です。これなら剥がす手間が省けて早く張替えが出来ると思います。また、お子さんがいるご家庭ですといたずら書きや壁の引っ掻き傷などどうしても起こりやすいので逆に大家さんにも喜ばれることもあります。
全体を貼るのではなくポイントでデコレーションできるマスキングテープ!
壁全体は素人だと張替えが難しいという方に壁の一部をデコレーションして貼るマスキングテープはおすすめです。白い壁紙が多い身体物件ならワンポイント入れるだけで雰囲気が変わるのでおすすめです。
※注意点として、DIYとして張り替える場合も施工前に不動産屋さんに事前に必ず相談してください。また、張り替える箇所によっては火元を注意する必要がある箇所があるのでしっかりと不動産屋さんの承認を得てから進めてください。
円満に退去をするには?
基本的に壁紙に限らず契約時の状態から変更をしたい箇所がある時、又は破損や 劣化が発生した場合は必ず不動産屋さんに連絡をしてください。後から相談されて退去後に聞いてないとなると大家さんも不信感を抱いてしまいます。基本的に原状回復は、敷金で賄えるケースが多いので普通に生活をして何かあれば相談することを実施して頂ければ円満に退去が出来るはずです。自分のお気に入りの部屋にしていく場合は、最低限のマナーを守って行ってください。